【第4話】責任は軽くなったのに仕事は同じ――定年後の働き方に納得できますか?

これからの時代におすすめ
スポンサーリンク(cocoon)
スポンサーリンク(cocoon)
スポンサーリンク(cocoon)
スポンサーリンク(cocoon)

1.定年後、給料は下がったのに仕事は変わらない

60歳で定年を迎え、再雇用で同じ会社に残る。

長年勤めた会社で、これまでの経験を生かして働けることは、一つの安心材料です。

しかし、再雇用後に気になるのが、給料と仕事内容のバランスです。

定年前は役職があり、それなりの給料をもらっていた。ところが、定年を迎えると役職が外れ、給与も下がる。

それなのに、実際の仕事は定年前とあまり変わらない。

これでは「給料は下がったのに、仕事は同じなのか」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

スポンサーリンク(cocoon)

2.長年の経験を会社から期待される

再雇用された人には、長年の経験や知識があります。

仕事の進め方を知っているだけでなく、トラブルが起きたときの対応や、若い社員が気づかない問題点を見つける力もあります。

そのため、会社としては、これまでと同じように仕事を任せたいと考える場合があります。

一方、本人は定年を機に、少し仕事の負担を減らしたいと思っているかもしれません。

ここに会社と働く人との考え方の違いが生まれます。

会社は経験を生かしてほしい。本人は無理のない働き方をしたい。

この違いをそのままにしておくと、不満につながることがあります。

3.責任が軽くなるとは限らない

再雇用になると、役職を外れ、部下の管理や人事評価などの仕事から離れる人もいます。

その意味では、責任が軽くなる場合があります。

しかし、担当業務そのものが変わらなければ、仕事の量や難しさは以前と同じということもあります。

また、若い社員への指導や、これまでの仕事の引き継ぎを頼まれることもあるでしょう。

肩書はなくなっても、周囲からは以前と同じような働きを期待される。

本人にとっては、気持ちの切り替えが難しいところです。

4.会社にも働く人にも事情がある

会社側にも、簡単には仕事を減らせない事情があります。

人手不足の職場では、経験のある再雇用社員に頼らざるを得ないこともあります。

しかし、働く人にも生活があります。

給料が下がれば、家計への影響があります。年齢を重ねれば、体力や健康面にも気を配らなければなりません。

私自身、会社員時代から高血圧の薬を飲み続けています。退職後の生活では、自分や家族の健康も考えなければならないと感じています。

収入を確保するために無理をして働き、体調を崩してしまっては、何のために働いているのか分からなくなります。

だからこそ、再雇用の際には、給与だけでなく、勤務時間、仕事内容、責任の範囲についても確認しておくことが大切です。

5.定年後は、自分に合った働き方を考える

定年後も働くことは、収入を得るだけではありません。

社会とのつながりを保ち、生活にリズムを作り、誰かの役に立てるという良さもあります。

ただし、現役時代と同じ働き方を続ける必要があるとは限りません。

勤務日数を減らす、仕事内容を変える、責任の範囲を明確にするなど、自分に合った働き方を考えてもよいのではないでしょうか。

会社と話し合い、自分の希望と会社の期待をすり合わせることも必要です。

まとめ――給料だけでなく、働き方にも納得したい

定年後の再雇用では、給料が下がることだけでなく、仕事内容とのバランスも大切です。

長年の経験を生かすことは素晴らしいことです。しかし、無理をしてまで現役時代と同じ働き方を続ける必要はありません。

定年後は、会社のためだけでなく、自分の人生のために働き方を考える時期でもあります。

お金、健康、時間。

この三つを大切にしながら、納得できる第二の人生を送りたいですね。

次回は、**「60歳で退職したら年金までどう暮らす?――65歳までの生活費を考える」**をテーマに考えます。