「投資は気になるけど…やっぱり怖い」
「やってみたい気持ちはあるけど、損したらどうしよう」
「投資ってギャンブルっぽいし、よくわからない…」
そんな不安、すごくよくわかります。
実は、多くの人が同じように感じながらも、
“ある考え方”を取り入れたことで、安心して一歩を踏み出せるようになっています。
それが――
「守りと攻めを分ける、“お金の2段構え”」です。
第1段:守りのお金(暮らしを守る)
まず整えておきたいのが、「守り=暮らしを支えるお金」。
これは、**投資とは別に確保しておく“安全資金”**のこと。
たとえばこんなものが含まれます:
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生活防衛資金(3〜6ヶ月分の生活費)
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医療やケガの備え
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突発的な出費に備える現金
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銀行預金や定期預金など、元本保証の資産
📌 ポイントは、「これさえあれば大丈夫」と思える安心の土台を作ること。
この“守り”がしっかりしていれば、
ちょっと値動きがあっても、投資に対する不安はグッと減ります。
第2段:攻めのお金(未来を育てる)
「守り」ができたら、次は**“攻め”=資産を育てるお金**の出番です。
これは、すぐに使う予定のない「未来のためのお金」。
主にこんな方法で運用されます:
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つみたてNISA(少額から非課税で投資)
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iDeCo(老後資金を税優遇で積み立て)
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投資信託(分散投資でリスクを抑える)
投資初心者の方には、まず**「つみたてNISA」+「毎月1万円以下の少額投資」**から始めるのがおすすめ。
どのくらい「守り」と「攻め」に分ければいいの?
状況に応じて調整しやすいよう、目安をご紹介します:
不安レベル | 守り(安心) | 攻め(投資) |
---|---|---|
はじめてで不安 | 80% | 20% |
少し慣れてきた | 70% | 30% |
長期投資に前向き | 60% | 40%~50% |
“投資に使うお金は、なくなっても生活に影響が出ない範囲”で。
よくある質問
Q. 投資で損したら生活が苦しくなりそうで怖い…
→ それを防ぐのが“2段構え”!守りがあれば、損をしても立て直せます。
Q. 守り用のお金はどこに置くべき?
→ 使いすぎ防止には「別口座+定期預金」がおすすめ。生活用と分けましょう。
Q. 攻めが不安すぎて始められない…
→ 投資は“いきなり大金”ではなく、“少額×長期”が基本。月1,000円からでOK!
まとめ:「安心と成長は、どちらもあっていい」
お金の不安をなくしたいなら、どちらかに偏らず、バランスをとることが大切。
「守り」があるから、「攻め」られる。
この“2段構え”こそが、自分らしく未来を切り開くカギになります。
次回予告
【投資とメンタルの関係】