教育費、大学までで終わりじゃない!?
多くの人が「大学までのお金が準備できればOK」と思いがちですが、
実はその後にも“意外とお金がかかる場面”がたくさんあります。
教育費の基本:大学までの目安金額(文科省データより)
教育段階 | 公立の場合 | 私立の場合 |
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幼稚園〜高校 | 約540万円 | 約1,770万円 |
大学(自宅通学) | 約540万円 | 約770万円 |
▶ 合計:最低でも1,000万円以上が必要
でも、それだけじゃ足りない!?見落としがちな費用リスト
1. 受験費用(中学・高校・大学)
受験料:1校あたり2〜3万円(大学は複数校受験が一般的)
模試・塾代・交通費なども加わる
▶ トータルで数十万円かかるケースも!
2. 一人暮らしの初期費用・仕送り
敷金・礼金・家電・家具:初期費用で30〜50万円
家賃・生活費・学費の不足分で年間100万円前後の仕送りが必要な場合も
3. 留学や資格取得の費用
短期留学でも数十万円、長期なら100万円以上
専門資格の取得講座や教材費も数万円〜数十万円
4. 塾・習い事・学校外教育費
小学生〜高校生までの学校外教育費は年間約20万〜40万円(平均)
習い事、英語教室、プログラミング教室など多様化中
5. 医療費・メンタルケアなどの予期せぬ出費
思春期の心身ケア、けがや病気の治療費など
学業と関係ないけれど、人生の節目に影響を与える出費
家計に備えを!計画的な教育資金準備がカギ
大学進学費だけでなく、+αの費用も想定して準備することが重要
「必要な時に焦って借金」ではなく、今からコツコツ積立が安心
対策のヒント:3つの備え方
つみたてNISAなどで長期的に運用
教育費用別に“使う時期”で分ける(短期・中期・長期)
児童手当やボーナスの一部を“教育費口座”に先取り貯金
まとめ:「教育費=学費」ではなく「人生準備費」
視点 | これまでの認識 | これからの考え方 |
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教育費の範囲 | 授業料だけ | 周辺費用・生活費も含める |
計画のタイミング | 高校〜大学時期 | 出産直後から始めるのが理想 |
準備の方法 | 預金メイン | 投資や制度も活用して分散備蓄 |
次回予告
「【学費を減らす選択肢】奨学金・国の支援制度・お得な制度まとめ」