「人生の節目」で“投資どころじゃない”…本当にそう?
実は、結婚・出産・住宅購入といったライフイベントこそ、
資産づくりの見直し・スタートのベストタイミングです。
理由はシンプル。
お金の流れが大きく動く=「お金と向き合う」意識が高まるからです。
① 結婚・共働きスタート → 「家計の見える化」と「貯蓄ルール」設定
家計が合算されると、支出の重複・ムダが見えやすくなる
つみたてNISAやiDeCoを夫婦でダブル活用することで、節税効果も倍に
収入が安定しているこの時期こそ、積立投資スタートの好機
おすすめアクション
→ 家計簿アプリで支出管理 → 月2〜3万円を“先取り投資”へ
② 出産・育休 → 将来の教育費を逆算して“今から準備”
教育費は小・中・高・大学…と長期にわたり発生
育休中は収入が一時的に減るが、出費の種類も変わる時期
児童手当や祝い金などの臨時収入をそのまま積立投資に回すのも◎
おすすめアクション
→ 「ジュニアNISA」「学資保険代わりの投資信託」などを検討
③ 住宅購入 →「ローン返済」と「老後資金」ダブルで考える
住宅ローンを組む=毎月の支出固定化 → 投資の計画が立てやすくなる
住宅ローン控除で所得税・住民税が減る=浮いた分を運用に回すのが賢い
おすすめアクション
→ iDeCoで老後資金+つみたてNISAで中期運用の“2本立て戦略”
よくある誤解:「子どもができたら投資はやめるべき?」
むしろ逆です。
「教育費」「老後資金」は時間を味方につけた運用が欠かせません。
収入が減るからこそ、無理のない範囲でコツコツ続けることが大切。
月5,000円からでも、10年・20年後にはしっかり育ちます。
【まとめ】“人生の節目”はチャンスと捉える
ライフイベント | 投資のチャンス |
---|---|
結婚 | 夫婦で非課税枠の最大活用が可能に |
出産・育休 | 教育費に向けた早期積立スタート |
住宅購入 | ローン控除や支出安定を生かして積立運用を強化 |
最後にひとこと
ライフイベントは“お金の不安”も大きくなるとき。
でもそのぶん、資産づくりに向き合うチャンスでもあります。
「守るためにこそ、増やす工夫を」
そんな視点で、これからの資産形成を見直してみませんか?
次回:「【子育て世代の投資】“学資保険より効率的”って本当?教育資金づくりの新常識」