「節税できる」って聞いたけど…結局どういうこと?
資産運用で見落としがちなのが“税金の影響”。
同じ金額を投資しても、「税金対策をしているかどうか」で、
将来手に入る金額に数十万円〜100万円以上の差が出ることも。
そもそも「つみたてNISA」と「iDeCo」って何が違うの?
項目 | つみたてNISA | iDeCo |
---|---|---|
節税メリット | 運用益が非課税 | 運用益+掛金が全額所得控除 |
引き出し可能 | いつでもOK(非課税期間終了後も) | 原則60歳以降 |
年間投資額上限 | 120,000円(2023年まで) | 所得や職業によって異なる(月2万など) |
対象者 | 誰でもOK | 原則、日本国内に住む20歳以上60歳未満 |
【得する人】と【損する人】の特徴とは?
得する人の特徴
長期でコツコツ運用できる人
→非課税メリットを最大限活かせるiDeCoを活用して“所得控除”の恩恵を受けられる人
→所得税・住民税が下がる=手取りが増える売らずに我慢できる人
→税金がかからない分、複利の効果が最大化!
損する人の特徴
短期で売ってしまう人
→非課税メリットが小さくなるiDeCoを“無理に”始めて生活費が苦しくなる人
→原則60歳まで引き出せないため、資金拘束のデメリットに仕組みを理解せず「なんとなく」で始める人
→節税の恩恵を最大限に受けられない
つみたてNISAでどれくらい“得”になる?
例えば、毎月3万円を20年間積立てて、年利4%で運用できた場合:
通常の課税口座 → 約70万円が税金として引かれる
つみたてNISA → 非課税でそのままもらえる!
つまり、70万円以上の差が出ることに!
iDeCoでどれくらい節税できる?
年収500万円の会社員が月23,000円を拠出した場合、
年間約4.1万円の節税効果(所得控除)!
さらに、運用益も非課税なので、
複利で長期的に差が出るのがポイント。
迷ったらどうする?
つみたてNISAは“誰でも使える”最初の一歩
iDeCoは“節税できる人向けの上級戦略”
無理なく、でも**“税金の仕組み”を味方につけて運用する**ことが、
将来の「資産の差」につながります。
まとめ
資産運用で「得する人・損する人」の差は、
投資額の差より、“税金を知ってるかどうか”で決まる。
難しく見えても、実は基本ルールはシンプル。
「非課税」「所得控除」という言葉に敏感になるだけで、
将来のゆとりが大きく変わります!
次回:「【ライフプランと投資】結婚・出産・住宅購入…“お金が動く時”こそ資産づくりのチャンス」