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夏に髪を短くしたら、そこから段々と薄くなっていった
結論:後期高齢者には、若い人向けの育毛剤はほとんど効かない
今年の夏、暑さに耐えかねて髪を短く切りました。
それから気づいたんです。
「あれ?髪、伸びてないな…」
鏡を見ると、頭頂部が以前より薄くなっている気がする。
これはマズイ。何とかしなければ。
そう思って、育毛剤を買いました。
朝晩2回、半年間、真面目に使い続けた
使った育毛剤:リアップ(市販品の定番)
テレビCMでもよく見る、有名な育毛剤です。
使い方:
- 朝晩2回、毎日欠かさず
- 説明書通りに、頭頂部に塗布
- マッサージも忘れずに
真面目に、半年以上続けました。
結果:むしろ薄くなった
半年後、鏡を見て愕然としました。
「え、逆に薄くなってる…?」
頭頂部の地肌が、以前より見えるようになっていました。
育毛剤を使う前より、確実に薄くなっています。
なぜ、育毛剤で逆に薄くなったのか?
理由1:初期脱毛(抜け毛が一時的に増える)
育毛剤を使い始めると、**「初期脱毛」**という現象が起こることがあります。
- 新しい髪が生えるために、古い髪が抜ける
- 通常、1〜2ヶ月で収まる
- その後、新しい髪が生えてくる(はず)
でも、私の場合、半年経っても新しい髪は生えてきませんでした。
理由2:75歳の毛根には限界がある
育毛剤の多くは、30〜50代向けに作られています。
- 毛根が生きている前提
- ホルモンバランスが整っている前提
でも、75歳の毛根は、すでに活動を停止しているものが多い。
だから、育毛剤を塗っても、反応しない。
理由3:加齢による自然な薄毛と重なった
育毛剤を使っている間にも、
加齢による薄毛は進行していました。
育毛剤のせいで薄くなったのではなく、
育毛剤では止められなかった、ということです。
正直に言います:75歳の育毛剤は、ほぼ無駄
私の実体験から言えること:
後期高齢者に、市販の育毛剤はほとんど効きません。
なぜ効かないのか?
1. 毛根の寿命
- 髪の毛根には寿命がある
- 何度か生え変わると、活動を停止する
- 75歳では、多くの毛根が寿命を迎えている
2. 男性ホルモンの影響
- 育毛剤の多くは、男性ホルモンを抑制する
- でも、高齢になると男性ホルモンも減少
- だから、抑制しても意味がない
3. 頭皮の血流不足
- 育毛には、頭皮の血流が必要
- 高齢になると、血流が大幅に減る
- だから、栄養が毛根に届かない
リアップに使った金額:約9万円

半年間で使った金額を計算してみました。
- リアップ(60ml):約7,000円
- 1ヶ月で1本使う
- 半年で6本 = 約42,000円
でも、私は途中で「もっと使えば効くかも」と思って、
- さらに3ヶ月続けました
- 合計9ヶ月
合計:約63,000円
そして、効果はゼロ。むしろ薄くなった。
「年だから仕方ない」と言われるけど…
家内に愚痴ると、
「あなた、もう75歳なんだから、仕方ないでしょ」
分かってる。分かってるけど。
でも、やっぱり諦めきれない。
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75歳でも、髪を気にする理由
1. 外見を気にするのは、年齢関係ない
- 薄毛だと、老けて見える
- 鏡を見るたび、気になる
2. 自信がなくなる
- 人と会うのが億劫になる
- 写真を撮られたくない
3. 「まだ若々しくいたい」という気持ち
- 年は取っても、心は若い
- 髪があれば、少しは若く見える
だから、諦めきれないんです。
では、75歳の私たちはどうすればいいのか?
ここからが、本題です。
育毛剤が効かないなら、他に何ができるのか?
現実的な選択肢
1. 諦めて、受け入れる
一番現実的な方法。
- 薄毛は、加齢の自然な現象
- 無駄なお金を使わない
- 「これが自分だ」と受け入れる
でも、これができれば苦労しません。
2. 帽子やウィッグで隠す
見た目を整える、実用的な方法。
- 外出時は帽子
- 写真を撮る時はウィッグ
- 費用も、育毛剤より安い
でも、根本的な解決ではない。
3. 短髪にして、薄毛を目立たなくする
私が今、実践している方法。
- 髪を短くすると、薄毛が目立ちにくい
- 清潔感も出る
- 手入れも楽
これが、一番現実的かもしれません。
4. 頭皮マッサージ・血行促進
お金をかけずにできる方法。
- 毎日、頭皮を指でマッサージ
- 血行が良くなれば、少しは改善するかも
- 育毛剤よりは害がない
効果は…微妙ですが、やらないよりはマシ。
5. 栄養を見直す
髪に良い栄養を摂る。
- タンパク質(肉、魚、卵)
- 亜鉛(牡蠣、レバー)
- ビタミンB群(豚肉、ナッツ)
でも、75歳で今更食事を変えても…という気もします。
私が選んだ道:諦めと受け入れ
正直に言います。
私は、諦めました。
諦めた理由
1. 育毛剤に6万円以上使って、効果なし
- これ以上お金をかけても、無駄だと悟った
2. 75歳で、毛根の寿命を延ばすのは無理
- 医学的にも、限界がある
3. 他にお金を使いたいことがある
- 孫へのプレゼント
- 家内との旅行
- 趣味
髪にお金を使うより、楽しいことにお金を使いたい。
でも、完全に諦めたわけじゃない
短髪にして、清潔感を保つ。
それが、私なりの答えです。
- 月1回、美容院で短く切る
- 頭皮マッサージは続ける
- 栄養も、できる範囲で気をつける
育毛剤は、もう使いません。
同じ悩みを持つ後期高齢者へ
もし、あなたが育毛剤を使おうか迷っているなら、
私の体験を参考にしてください。
育毛剤を使う前に考えてほしいこと
1. あなたの年齢は?
- 50代以下なら、効果が出る可能性あり
- 60代なら、効果は微妙
- 70代以上なら、効果はほぼ期待できない
2. 毛根は生きているか?
- 頭皮を触って、柔らかければ生きている可能性あり
- カチカチに硬ければ、毛根は活動停止している
3. お金をかける価値があるか?
- 月7,000円 × 12ヶ月 = 年間84,000円
- この金額を、他のことに使った方が幸せでは?
まとめ:75歳の育毛剤は、ほぼ無駄
結論:後期高齢者には、市販の育毛剤はほとんど効かない
私の実体験:
- リアップを9ヶ月、朝晩2回使用
- 合計約6万円
- 結果:むしろ薄くなった
学んだこと:
- 育毛剤は、若い人向けに作られている
- 75歳の毛根には、限界がある
- お金をかけても、効果は期待できない
私の選択:
- 諦めて、受け入れる
- 短髪にして、清潔感を保つ
- 他のことにお金を使う
もし、あなたが育毛剤を使おうか迷っているなら、
まず、この記事を読んでください。
そして、考えてください。
本当に、お金をかける価値があるのか?
諦めることも、一つの選択肢です。
そして、諦めた後の人生も、悪くないですよ。
(75歳・育毛剤に6万円使って諦めた男より)
追記:この記事は、私の個人的な体験です。すべての人に当てはまるわけではありません。でも、同じ悩みを持つ後期高齢者の参考になれば幸いです。無駄なお金を使う前に、一度立ち止まって考えてほしい。それが、この記事を書いた理由です。

