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車検のタイミングで考えた「電気自動車」という選択肢
2年に一回の車検、乗り続けた車も10年越え
今年、愛車の車検を迎えました。
もう10年以上乗っているガソリン車。特に不満はないけれど、最近よく見かける電気自動車が気になっていました。
「環境に優しい」「維持費が安い」「補助金も出る」
テレビCMでも盛んに宣伝しています。
年金生活者の私には新車購入なんて無理…と思っていたところ、新聞の折込チラシに**「電気自動車、大幅値引き中!」**の文字。
思わず、自動車メーカーに問い合わせてしまいました。
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コンテンツ
展示会場での試乗:予想以上の快適さに驚いた
週末、妻と一緒にディーラーの展示会場へ。
営業マンの勧めで、実際に試乗させてもらいました。
第一印象:「これは…いい!」
運転席に座った瞬間の感動
- インパネ(計器盤)がまるでコクピット
- 近未来的なデジタル表示
- 見やすく、分かりやすい
- シートのフィット感が抜群
- 腰痛持ちの私でも楽な姿勢
- 長時間運転しても疲れなさそう
- 運転姿勢が自然に決まる
- ハンドルの位置
- ペダルの配置
- すべてが計算されている
実際に走ってみて
- 静か! エンジン音がない
- 加速がスムーズ 信号待ちからの発進が気持ちいい
- 運転しやすい 視界も良好
「これなら買いたい」
妻も「いいわね」と乗り気でした。
値引き額と補助金:計算したら手が届きそう?
展示会場で営業マンから提示された金額:
車両本体価格:350万円 値引き:50万円 国の補助金:55万円

350万円 − 50万円(値引き) − 55万円(国の補助金) = 245万円
「245万円なら、何とかなるかも…」
年金と貯金を考えれば、ギリギリ手が届く金額です。
営業マンも熱心に勧めてきます。
「今なら特別値引き中です」 「補助金も含めれば、かなりお得ですよ」 「維持費も安いので、長い目で見ればガソリン車より経済的です」
その場では即決せず、「家で考えます」と持ち帰りました。
市町村の補助金を調べて愕然:こんな条件があったとは
家に帰って、自分の住む市町村のホームページで補助金制度を確認しました。
国の補助金とは別に、市町村でも補助金が出るはず…
調べて分かった現実
市町村の電気自動車補助金:10万円
「おっ、10万円も追加で出るのか!」と喜んだのも束の間。
※ただし、以下の条件を満たすこと
【補助金の条件】
- 市内に住民登録があること
- 市税を滞納していないこと
- 自宅に太陽光発電システムを設置していること ←ここ!
太陽光発電システムの設置が必須!?
我が家には太陽光発電なんてありません。
太陽光発電を設置するといくら?
慌てて調べました。
一般的な太陽光発電システムの費用:
- 設置費用:約100〜150万円
- 工事期間:数日〜1週間
- 屋根の状態によっては補強工事も必要
つまり、市の補助金10万円をもらうために、100万円以上かかる…
これでは本末転倒です。

冷静に計算し直したら…
当初の期待

車両価格 350万円
値引き −50万円
国の補助金 −55万円
市の補助金 −10万円(期待)
―――――――――――
実質負担 235万円
現実

車両価格 350万円
値引き −50万円
国の補助金 −55万円
市の補助金 0円(条件満たせず)
―――――――――――
実質負担 245万円
+ 太陽光発電(必要なら)+100〜150万円
合計:345〜395万円
結局、ほとんど値引きなしと同じ…
その他の不安要素も浮上
冷静になって考えると、他にも気になる点が出てきました。
1. 充電設備の問題
自宅充電には工事が必要:
- コンセント増設工事:5〜10万円
- 充電時間:満充電まで8〜10時間
我が家の駐車場で充電できるのか? 夜間に充電して、朝までに満充電できるのか?
2. 航続距離の不安
カタログには「満充電で300km走行可能」とありますが、
- 冬場はバッテリー性能が落ちる
- エアコン使用で航続距離が減る
- 実際は200km程度という口コミも
高速道路で遠出するとき、充電スポットを探す不安…
3. 維持費は本当に安いのか?
営業マンの説明: 「ガソリン代がかからないので経済的です」
でも実際は:
- 電気代は上がっている
- バッテリー交換費用(数年後に数十万円?)
- タイヤが特殊で高い
結論:諦めることにした
妻と相談しました。
「試乗は気持ちよかったけど、現実的じゃないわね」
諦めた最大の理由:
- 市町村の補助金がもらえない(太陽光発電なし)
- 太陽光発電を設置する余裕がない
- 充電設備の工事費用
- 年金生活で維持できるか不安
結局、ガソリン車の車検を通すことにしました。
後日談:営業マンに断りの電話
「申し訳ありませんが、今回は見送らせていただきます」
営業マン:「そうですか…太陽光発電の件ですか?」
私:「はい、それが一番大きいです」
営業マン:「実は最近、そういう方が多いんですよ。市町村の補助金、条件が厳しすぎて…」
営業マンも困っていた様子。
「国の補助金だけでも十分お得なんですけどね…」と営業マンは言いましたが、年金生活者にとって245万円は大金です。
まとめ:電気自動車、条件が合えば魅力的だが…
電気自動車の良かった点:
- 運転の快適さ
- 静粛性
- 環境への配慮
- 国の補助金は充実
現実的に厳しかった点:
- 市町村の補助金条件(太陽光発電必須)
- 初期費用の高さ
- 充電設備の工事費用
- 年金生活での維持不安
結論:
もし以下の条件が揃っていれば、購入していたかもしれません。
- ✅ すでに太陽光発電がある
- ✅ 自宅に充電設備を設置できる
- ✅ 遠出をあまりしない
- ✅ 予算に余裕がある
私のように年金生活で、太陽光発電もない高齢者には、まだハードルが高い。
ガソリン車をもう少し大切に乗り続けることにします。
追記:同じ悩みを持つ方へ
もしあなたも電気自動車を検討しているなら、
- 国だけでなく、市町村の補助金条件も必ず確認
- 太陽光発電が必須かどうかチェック
- 充電設備の工事費用も計算に入れる
- 長期的な維持費を現実的に考える
「値引き」や「補助金」の言葉に惹かれる気持ちは分かります。
でも、トータルコストを冷静に計算してから決めましょう。
私の体験が、誰かの参考になれば幸いです。
(70代・年金生活者の実体験より)
65歳、無職になって気づいた「これからどう生きるか」という問い
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