はじめに
スマホの使いすぎが、
気づかないうちに心と体に
影響をあたえている
かもしれません。
第1章:ポケベルからスマホへ
昔の連絡手段はポケベルでした。
文字は打てず、数字で
気持ちを伝えていました。
そのあと携帯電話が出てきて
電話やメールができるように
なりました。
今ではスマホがあたりまえ。
アプリで話したり
ゲームしたり、買い物まで
できる時代になりました。
とても便利になった反面、
使いすぎることで
“中毒”になる人もふえています。
第2章:スマホ中毒あるある
スマホを手ばなせない。
何もないのに画面を見る。
朝起きてすぐにチェック。
夜寝る前までずっと使う。
食事中も友だちとの時間も
ついスマホを見てしまう。
トイレにまで持っていく。
おふろで動画を見る。
こんなこと、心あたりは
ありませんか?
少しのつもりが
いつのまにか何時間も
使っていたりします。
これはスマホの中に
楽しいしかけがたくさん
あるからです。
でもそのせいで、
人との会話が減ったり、
目が疲れたり、
ねむれなくなったりします。
第3章:これから広がる“ちょっと怖い話”
スマホ中毒は
これからもっと広がると
言われています。
たとえば、
・リモートワークで人に会えず
さびしくなる
・SNSで他人とくらべてしまい
気分が落ちこむ
・AIにまかせすぎて
自分で考えることを
しなくなる
こうした「ちょっと怖い話」は
だんだん身近になってきています。
中毒は、最初は楽しくても
やめたくても
やめられなくなるのが
こわいところです。
気がついたときには
こころも体も
元気がなくなっていた――
なんてこともあるかもしれません。
第4章:スマホとの上手なつきあい方
スマホは悪いものでは
ありません。
使い方をまちがえなければ
とても役に立つ道具です。
だからこそ、
「使う時間を決める」ことが
大事です。
たとえば、
・夜9時以降は使わない
・ごはんのときは見ない
・通知をオフにする
このようなルールを決めると、
スマホにふりまわされずに
すみます。
ときにはスマホを
持たずに出かけてみるのも
おすすめです。
自然を見たり、
人と話したりする時間が
とても大切に感じられる
ようになります。
まとめ
スマホはとても便利ですが、
中毒になると心や体に
悪いえいきょうをあたえます。
これからはもっと
SNSやAIへの依存が
広がるかもしれません。
でも、自分の意識しだいで
スマホとうまく
つきあうことができます。
大切なのは「使うこと」ではなく
「使われないこと」。
自分の時間と心を守るために
今日からスマホとの
付き合い方を見なおして
みませんか?