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「エアコンで冬を乗り切ろう」と思っていた
今年の冬は、エアコンだけで過ごそうと決めていました。
因みに、ポリタンクは西と東では色が違う。
赤は東・・関東~
青は西・・九州~
理由:
- 灯油が高い
- 石油ファンヒーターの手入れが面倒
- エアコンなら、スイッチひとつ
「これで、冬も快適!」
そう信じていました。
温度計が、現実を教えてくれた
11月後半。
朝起きて、何気なく温度計を見ると、
「12℃」
私:「さ、寒い…」
エアコンをつけても、なかなか暖まらない。
翌朝
「10℃」
私:「…まだ大丈夫」
エアコンを強めに設定。
電気代、気になる。
さらに翌朝
「9℃」
一桁に近づいてきた。
私:「…これは」
そして今朝
「8℃」
ついに一桁に突入。
私:「無理だ。エアコンでは無理だ」
倉庫から石油ファンヒーターを引っ張り出す
重い腰を上げて、倉庫へ。
埃をかぶった石油ファンヒーター。
「去年の春以来だな…」
掃除、点検、設置
- 埃を拭く
- フィルター掃除
- 灯油タンクを確認
- 部屋に設置
所要時間:30分
やっぱり、面倒だ。
スイッチオン
ゴォォォォ…
温風が出てくる。
あったかい。
エアコンとは、温もりが違う。
私:「…やっぱり、これだ」
でも、灯油が高い
石油ファンヒーターを出したのはいいけれど、
問題は、灯油の価格。
ガソリンスタンドの前を通ると
灯油価格表示:「1,980円/18L」
4桁。
私:「高い…」
遠赤外線+輻射熱+自然対流のトリプル暖房器具【ケノンヒーター】
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ガソリンは下がってきたのに
ガソリン:
- 今年の夏:180円台
- 今:160円台
少しずつ下がってきた。
灯油:
- 今年の冬:1,980円前後
- 去年の冬:1,800円前後
- 一昨年の冬:1,600円前後
下がらない。むしろ、じわじわ上がってる。
ガソリンスタンドの前を通るたび
「灯油 1,980円」
私:「…まだ寒くていいかな」
矛盾した思い。
- 寒いのは嫌
- でも灯油が高いのも嫌
- 寒くなければ、灯油を買わなくていい
- だから、寒くていい?
いや、それは違う。
でも、そう思ってしまう。
灯油を買いに行く決意
仕方がない。買うしかない。
ポリタンクを2つ、車に積んで、ガソリンスタンドへ。
「灯油、18リットル2つください」
店員:「3,960円になります」
私:「…はい」
財布から、4,000円を出す。
お釣り:40円
去年なら、3,600円くらいだったのに。
360円の値上がり。
家に帰って、灯油を入れる
ポリタンクから、ファンヒーターのタンクへ。
ドボドボドボ…
「これが、4,000円か…」
18リットルで何日もつ?
我が家の使い方:
- 朝6時〜9時:3時間
- 夕方5時〜夜10時:5時間
- 合計:1日8時間
消費量(目安):
- 1時間あたり約0.2リットル
- 1日で約1.6リットル
18リットル ÷ 1.6リットル ≈ 11日
つまり、2つで約3週間。
1ヶ月で、約6,600円。
冬3ヶ月で、約19,800円。
エアコンと石油ファンヒーター、どっちが安い?
エアコン暖房(8時間/日)
電気代(目安):
- 1時間あたり約30円
- 1日で約240円
- 1ヶ月で約7,200円
- 冬3ヶ月で約21,600円
石油ファンヒーター(8時間/日)
灯油代:
- 1ヶ月で約6,600円
- 冬3ヶ月で約19,800円
石油ファンヒーターの方が、1,800円安い。
でも、エアコンを諦めた理由
金額だけじゃない。
1. 暖まり方が違う
エアコン:
- じんわり暖まる
- でも、足元が寒い
- 上だけ暖かい
石油ファンヒーター:
- すぐに暖まる
- 部屋全体が暖かい
- 足元もポカポカ
2. 高齢者には、石油が合う
若い頃:
- エアコンで十分
- 寒さに強かった
今:
- 寒さが身に染みる
- 芯から暖まりたい
- 石油ファンヒーターじゃないと、ダメ
3. やっぱり、灯油の暖かさが好き
理屈じゃない。
石油ファンヒーターの暖かさが、好き。
ゴォォォという音も、なんだか安心する。
昭和の人間だからかな。
灯油が下がらない理由(想像)
なぜ、ガソリンは下がってきたのに、灯油は下がらないのか?
理由1:需要期だから
冬は、灯油の需要期。
- みんな暖房で灯油を使う
- 需要が高ければ、価格も高い
ガソリンは、年中需要がある。
- だから、価格変動が穏やか
理由2:輸送コスト
灯油は、冬に集中して運ばれる。
- 輸送コストが上がる
- 保管コストもかかる
理由3:販売店の利益確保
ガソリンは競争が激しい。
- 価格を下げないと売れない
灯油は、冬しか売れない。
- この時期に稼がないと
- だから、価格を下げにくい
ガソリンスタンドの前を通るたび、複雑な気持ち
「灯油 1,980円」
高い。
でも、買わないわけにはいかない。
寒いんだから。
心の中で思う
「もう少し、暖かい日が続いてくれたら…」
「灯油、もう少し安くならないかな…」
「でも、寒いのも嫌だし…」
矛盾した思い。
まとめ:冬本番、石油ファンヒーターに頼る
温度計が一桁を指した朝。
エアコンを諦めました。
倉庫から石油ファンヒーターを出しました。
灯油は高い。
1,980円/18L、4桁。
ガソリンは下がってきたのに、灯油は下がらない。
でも、仕方がない。
寒いんだから。
高齢者は、寒さに弱いんだから。
石油ファンヒーターの暖かさが、必要なんだから。
今日も、ガソリンスタンドの前を通りました。
「灯油 1,980円」
高いな、と思いながら。
でも、買うんだろうな、と思いながら。
家に帰って、石油ファンヒーターの前で暖まります。
ゴォォォという音を聞きながら。
「ああ、暖かい」
それが、冬の幸せです。
(70代・灯油価格に悩む冬より)
追記:灯油、もう少し安くなりませんかね…。でも、暖かさには代えられない。今年の冬も、石油ファンヒーターと共に乗り切ります。
最後までお読みいただき有難うございます。

