コンテンツ
とうとう起きてしまた。
自動車免許証とマイナンバーカードで
結論:免許返納後のサポート不足が無免許運転を生む
免許返納は「ゴール」ではなく「スタート」です。家族が約束を守らなければ、高齢者は無免許運転という犯罪に手を染めてしまう危険があります。
「送り迎えする」と約束したのに、電話に出ない娘。イライラが募り、「マイナンバーカードで運転すればいい」という危険な思考—これは決して珍しい話ではないんです。
理由:なぜ免許返納後に運転してしまうのか
娘の約束が守られなかった
母は娘を信じて、免許を返納しました。
娘の約束:
- 「週1回の買い物、私が連れて行くから」
- 「病院の送り迎えも任せて」
- 「困ったら電話して、すぐ駆けつけるから」
- 「足代わりになるから、安心して」
この約束があったから、母は勇気を出して免許を返納したんです。
でも現実は:
- 娘に電話しても出ない
- 留守電ばかり
- 「ちょっと待って」と言われて2時間待たされる
- 「今日は無理」と断られる
- 「タクシー使って」と言われる
母の心境: 「娘を信じて免許を返納したのに…。約束が違う。こんなことなら、返納しなければよかった」
この怒り、裏切られた気持ち、そして何よりも「困った時に助けてもらえない絶望感」が、無免許運転という犯罪に母を走らせたんです。
「マイナンバーカード=免許証」という錯覚
イライラが頂点に達したある日、母はふと思いました。
「マイナンバーカードがある。これを免許証だと思えばいいんじゃない?」
この思考が、どれほど危険か。
母の心理:
- 「身分証明書があれば運転していいはず」
- 「マイナンバーカードも顔写真付きだし」
- 「警察に止められても、これを見せればいいでしょ」
- 「運転できなくなったわけじゃない、免許証を返しただけ」
これは完全に誤りです。免許返納した後の運転は、無免許運転という立派な犯罪です。
無免許運転の罰則:
- 3年以下の懲役、または50万円以下の罰金
- 違反点数25点(即免許取消、欠格期間2年)
- もし事故を起こしたら、さらに重い罪
でも、高齢者の多くがこの事実を知らない、あるいは「ちょっとくらいなら」と軽く考えてしまうんです。
ドキドキしながらの運転「体に悪い!」
母は車に乗り込み、エンジンをかけました。
運転中の母の心境:
- ドキドキが止まらない
- 心臓がバクバクしている
- 「警察に見つかったらどうしよう」
- 「事故を起こしたら…」
- 「娘に怒られる」
- 「体に悪い!」
この瞬間、母は気づきました。
「これは間違っている。こんなにドキドキしながら運転するなんて、危険だ。事故を起こす。やめよう」
幸い、母は無事に自宅に戻りました。でも、もし事故を起こしていたら?もし人を轢いていたら?取り返しがつかなかったんです。
実際に免許返納後に無免許運転をして事故を起こした78歳男性のXさんは「家族が約束を守ってくれなくて、我慢できなかった。でも事故を起こして、被害者に一生償いきれない罪を背負った」と後悔しています。
具体例:免許返納後の無免許運転を防ぐ3つの対策
対策①:家族の約束は「絶対に守る」
免許返納の最大の条件は、家族のサポートです。
娘が約束を守らなければ、母は無免許運転という犯罪に走る可能性がある。これは脅しではなく、現実です。
家族が守るべき約束:
- 週1回の買い物送迎(曜日と時間を固定)
- 月2回の病院送迎(予約日を共有)
- 緊急時の電話には必ず出る(出られない時は折り返し30分以内)
- できない時は事前に連絡し、代替案を提示
約束を守るための工夫:
- スマホのカレンダーに予定を入れる
- リマインダーで通知を受け取る
- 兄弟姉妹で分担する(一人に負担を集中させない)
- 有償の送迎サービスも併用する
実際に免許返納後のサポートを徹底している家族のYさんは「毎週水曜10時は母の買い物タイム。絶対に守る。どうしても無理な時は、兄に頼むか、タクシーを手配して私が料金を払う」と話しています。
対策②:車は「処分」または「物理的に使えなくする」
免許返納後も、車が自宅にあれば、誘惑に負ける可能性があります。
母の場合、車がガレージにあったから「ちょっとくらい」と運転してしまった。車がなければ、運転できなかったんです。
車の処分方法:
【完全処分】
- 廃車にする(最も確実)
- 売却する
【一時的な対策】
- 車のバッテリーを外す
- 車のキーを家族が預かる(母の手の届かない場所に)
- タイヤの空気を抜く
- ガレージに鍵をかけて、母が入れないようにする
ただし、一時的な対策では、母が「何とかして運転しよう」と考える可能性があります。最も安全なのは、車を完全に処分することです。
実際に免許返納と同時に車を廃車にした80歳女性のZさんは「車がなくなって最初は寂しかったけど、誘惑がなくなって逆に楽になった」と話しています。
対策③:「運転経歴証明書」で満足感を
母が無免許運転をした理由の一つは、「免許証がない」という喪失感です。
運転経歴証明書を取得すれば、身分証明書としても使えるし、「優良ドライバーだった証」として満足感が得られます。
運転経歴証明書のメリット:
- 免許証と同じサイズ、似たデザイン
- 身分証明書として使える
- 優良ドライバーの証明になる
- 様々な特典(タクシー割引、バス割引、商業施設割引)
さらに、運転経歴証明書には「運転していた期間」が記載されます。60年間運転していたなら、それが証明されるんです。これは母の誇りになります。
母への伝え方: 「お母さん、運転経歴証明書もらったよ。60年間無事故だったって書いてある。すごいね!これ、一生の宝物だね」
この言葉が、母の心を満たしてくれます。
まとめ:免許返納後のサポートが全てを決める
免許返納は「スタート」であり、その後の家族のサポートが全てを決めます。
娘が約束を守らなければ、母は無免許運転という犯罪に手を染める。マイナンバーカードを免許証だと思い込み、ドキドキしながら運転する—こんな悲劇を繰り返してはいけません。
免許返納させた家族の責任
「親に免許返納させた」そんなあなたへ。返納後のサポートこそが、あなたの責任です。
![]()
もう「免許返納させたから安心」ではないんです。
免許返納後、家族が約束を守らなければ、高齢者は無免許運転をする。これは統計にも表れていない「隠れた無免許運転」です。警察に捕まらなければ、誰も気づかない。でも、事故を起こしたら終わりです。
無免許運転で事故を起こした場合:
- 本人:刑務所行き(実刑の可能性)
- 被害者:一生消えない傷
- 家族:社会的信用を失う、損害賠償を背負う
- 全てを失う
娘が「送り迎えする」と約束したのに、電話に出ない。これは約束違反であり、母を犯罪者にする行為です。
家族ができること:
- 約束は絶対に守る
- 守れない時は事前に連絡し、代替案を提示
- 車は完全に処分する
- 運転経歴証明書で母の自尊心を満たす
- タクシー券、バス券、移動スーパーなど、複数の移動手段を確保
これらを徹底すれば、母は無免許運転をしません。約束を守れば、母は安心して免許返納後の生活を送れるんです。
母の告白: 「ドキドキしながら運転して、体に悪いと思った。もう二度としない。でも娘には、約束を守ってほしい。私は娘を信じて免許を返納したんだから」
この言葉を、全ての家族に伝えたい。免許返納は、家族全員の協力が必要です。
この記事を読んだあなたへ
もしあなたが「親に免許返納させた」なら、今日から約束を守ってください。
電話に出てください。送り迎えをしてください。困った時に助けてください。それができないなら、最初から免許返納を勧めるべきではなかったんです。
免許返納後の無免許運転—これは家族の責任です。母を犯罪者にしないために、今日から行動してください。
**【今日やること】
- 母との約束をカレンダーに入れる
- 絶対に守る(守れない時は事前連絡)
- 車がまだ自宅にあるなら、今すぐ処分を検討する
母の無免許運転を防ぐのは、あなたです。約束を守ることが、母の命、他人の命、あなたの家族の未来を守ることになります。**

